走り出すとギーギー ステアリングを切るとギーギー はて何だろう?

こんな音がしてきたレガシーが入庫。

一度見てもらいたいとのことで、来て頂き試走すると一輪だけ直進でも音がするし
ハンドルを切るとやはり音がする?パワステからも音が出ていたので、
まずは、オイルを少しだけ足してみて、ブレーキのバックプレーが接触していたので
少し奥に追いやって、ハブガタも確認しもう一度試走をしてみたら音が変わってはっきりとしてきた。

もしかしたらハブガタは無いのですが、ベアリングがつぶれてがガタないのか?、
ドライブシャフトアウター側に何か異変が起きているのかと考え、部品を先に入荷させて、その後もう1度入庫して頂きました。

実はこの車1998年のものでアクスルハブ系に関してはほとんど触ったことがないお車です。
さて、アクスルハブは外れるのでしょうか?ドライブシャフトもうまくハブから抜けるのでしょうか?
工具がぶっ飛んでくるのか?何て言う不安を抱えながらの作業をしていきます。

案の定アクスルハブはすんなりとは抜くことができませんでした。ていうことはドライブシャフトのスプラインと
アクスルハブは固着しているということです。火あぶりの刑と油攻めの刑を繰り返しながらなんとか抜くことができました。
こんなの出ました

次はドライブシャフトですがアウター側はもうフリーになってるのでインボード側はピンを抜けば出てきますほっと一安心。

アクスルハブはどうなってるのかと言うとこんな風になってました。

ドライブシャフトのアウターの中はこんなふうにボールの打撃痕ありました。

ケースの中を鏡面仕上げしながら段付を取っていきましょう。

書いてると割と楽にやってるように思われる方も入れますいますか意外と抜けない外れないっていうのは
人間の体にもかなり痛手を被っている時がありますましてや工具がばらけた時はこちら側には飛んできます
結構危険なことが多いんですよ。

なんとかドライブシャフトも綺麗に組み付け、ナックルの中もきれいにしナックルは塗装をしてベアリングと
アクスルハブを組み付けてASSYタイプにして、さて組み立てていきましょう。

こっからはちゃんと1Gもかけてポルト類は規定トルクで締め付け、ドライブシャフトも組み込みスピンドルナットも規定トルクで締め付け、
アライメント調整をし試走してみましょう。

今まで出ていた異音はなくなりました。よかった良かった良いこのみんな!

本当はもう一輪側もと思いましたが作業工賃も倍になることなので、少しだけこんな音が出たらというのを気にしていただき、
その音が出た時にはすぐに入荷と言うことにして、今後、長く乗っていくご提案をさせていただきました。

さあこれからもまだまだ乗っていただきましょうか !

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