無ければないなりに考えて作ればいい セリカZZ231

セリカは初代TA20/30系から始まってモータースポーツでも活躍し時に、WRCでは常に上位にいて
輝かしい歴史ある車、7代目ZT23系2006年までの名車です。

今回は、少々遠いところからのご入庫。スーパーストラットタイプのZZT231 FF車両です。
このスーパーストラットの足回りはなかなか良くできた足回りですが、
ダンパーとなると、少々前まではKYB社が作って市販されていましたが、現在は廃盤となっています。

さてどのようにするかをオーナー様と検討を重ね、予算に見合う作り方をしようと言うことのなりました。

そこで作るなら、ろいろな方法で対応できるビルシュタインベースで作ります。
先日、掲載したプントのような倒立タイプに変更したりと変化することもできるビルシュタインべースです。
程度の良いリサイクル品のスーパーストラットを使用し加工などをしてフロントダンパーを作り車高調タイプになり、
リアは新規設計をして車高調タイプになりました。

作っている間に、エンジンオイル漏れでオイルパンのシールうち替え、ドライブシャフトブーツからのグリス漏れなど、
予算内でできるメンテナンスを行い、待ってましたと出来上がってきました。

 
 

 

今回の新規製作のビルシュタインベースダンパーの内容とその他

フロント
新規ビルシュタインベースダンパー    2本
(シェルケース加工  車高調タイプ)
ピロアッパーマウント          2個
直巻きスプリング            2本
スプリングアッパーシート        2枚

リア
新規ビルシュタインベースダンパー    2本
(車高調タイプ)
直巻きスプリング            2本
スプリングアルミシート         2枚

追加部品
フロントストラットボールジョイント   2個
リア 純正アッパーマウントブッシュ   1式

4輪アライメント測定調整         1台
トー角調整

と相成りました。

さて、どうでしょうか楽しく走るセリカに生まれ変わりましたね。

お車をを壊さないためには定期のオーバーホールが大切ですよ!

CB365はダンパーのオーバーホールをご依頼いただきますと、次回に使える
アライメントクーポンを差し上げています。

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