FIAT プント176 困ったことに国内にダンパーがない

ビルシュタインダンパーオーバーホールのご依頼です。

新品のオーダーをいただきましたが、国内には在庫がなく、
本国オーダーとなるとおよそ3カ月はかかってしまいます。
リアは問題なくオーバーホールはできるのですが、
フロントは復筒タイプでオーバーホールが不可のダンパー
困ったことになり、いろいろと今までのデータとにらめっこして、
フロントシェルケースを加工して中に倒立タイプカートリッジを入れることにしました。
また、フロントアッパーマウントのベアリング部固着していましたので、
交換もしようとしましたが、純正品はやはり国内になくサックス製アッパマウントを使用しました。

 

綺麗になって帰ってきました。

 

今回のビルシュタインダンパーオーバーホールの内容とその他

フロント
新規倒立タイプカートリッジ       2本
シェルケース加工            2本
再塗装                 2本

リア
正立単筒タイプ 基本オーバーホール   2本
シャフトロッド キズあり交換      2本
再塗装                 2本
追加部品
フロント アッパマウント        2個
スプリングチューブ           2本
アッパーシートブラスト処理       2枚
(錆がひどく部品は無いのでブラストしました)

 

4輪アライメント測定調整         1台
(トー角調整)

と相成りました。

 

これで楽しくキビキビ走るプントに生まれ変わったかと思います。

お車をを壊さないためには定期のオーバーホールが大切ですよ!

CB365はダンパーのオーバーホールをご依頼いただきますと、次回に使える
アライメントクーポンを差し上げています。

代車が必要な方は、代車が出てしまっているときがありますのでご連絡ください。
症状によっては、お見積りができず作業を進めさせていただくこと、ご了承下さいね。

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