涼しい毎日が続いていますが、８月になった！

ギューギューとクラッチペダルから音が・・？単なる音だったら良いのですが、

お預かりして実際に踏んでみるとギューギューとするしペダルが
少し傾いて動いているようだ。確かに距離もそこそこ走っている
ので、レリーズベアリングやクラッチも疑ってはみているが、
クラッチの切れは良いようだし、クラッチを切ったり離したり
してもレリーズの異音はあまりない。

そういえば、だいぶ前にミッションが切り離せないお車があった。
クラッチ板のボルトを隙間から全部外して、やっとこさ降ろせた
ミッションにくっついてきたのはインプットシャフト先端の
パイロットベアリングが！！！
フライホイールに残らずインプットシャフトと錆びてドッキング
してしまった訳でした。あの時も考えさせられましたが・・・

今回は、まず安いところからと言うことで、クラッチオイルも
変えていないようなんで、エアー抜きから始まった、
レリーズシリンダーの動きやクラッチマスターの動きやと
見てみたところ、変な動きはしていないようなので、
クラッチペダルマウントを外してっと。

本体は少しだけ変形していましたが、構造物のクラックなども
ないので、変形したところを直して各溶接されている箇所に
再度溶接して、バルクヘッドに当たる箇所は、ワッシャーを
使って面を大きくして溶接してみました。

相変わらず、塗装は下手くそでした！

ラリーやダートラ車はこの部分とひどいのはバルクヘッドが
割れてしまいすので、形作った当て板ＢＯＸを溶接しますが
ミニサーキット走行でしたらそこまではいらないだろうと、
この方法で補強？してみました。その他ペダルの動く
個所などには、「COPASLIPコパスリップ」
通称「コパスリ」を塗りぬりしておきます。

さて、音は？ありません！ペダルの動きも良くなり剛性感も
あって、かえってクラッチの切れも良くなったような気がします。
では、これで様子を見ていただきましょう。

残すところはクラッチ系のオーバーホールですが、
ご予算足りずでございました。しばらくは貯金をしてくださいね。

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