ある回転域でアクセルON状態でも回転が上がらない?

突然こんな症状におちいったようです。

このおクルマにはエンジンチェックランプなるものはありません。
また、アナログテスターで針が触れた回数だけでは、故障診断ができない
2桁回数ではないのです。ですからOBD2故障診断期は使いません。

さて、エンジンルーム内のダイアグノシスコネクターに
テスター(落としても平気な振れるだけテスター)を取り付けてっと

テスターの針が振れてきて、頭も一緒に揺れています。
O2センサーとスロットルセンサーと??
3つの故障コードが出てきましたが、普通に走っている時は変な症状は
起きないようなので、??はから見ていきます。

今度はデジタルテスターを引っ張り出してきて、エアフロの抵抗値を測定?

異常なし?エアークリナーを取り出して?湿式タイプですが、
オイルが〜いっぱい付着しています。
この手のタイプはあまりオイルをかけすぎると
後あと面倒なことになります。もし、湿式タイプをお使いの方は、
オイルは使わないか、うっすらとだけ吹いてください。

最近のおクルマはオイルは付着させない方が良いですよ!

エアフロにも少しオイルがついたような感じなので洗浄。
エアクリーナも洗って何とかオイルを落としてみました。

さて次は、O2センサーの測定ですが、抵抗値異常なしです。

さてさて残すところはスロットルセンサーの信号抵抗
抵抗は基準値ですが、開閉時の数値が??

今回の1番の原因はスロットルセンサーと判断できました。

さあ、部品を発注してその間にスロットルボデASSYを外して
バタフライの隙間もこんな感じで、

 

 

 

 

 

 

洗浄して綺麗にしてスロットルコートを塗っておきましょう。

良くパーツクリーナーでごしごしと洗浄したらスロットルコートは
取れてしまいます。そうすると・・・です。
ISCVも分解して綺麗にしてあげてっと

部品の入荷が少し遅れています。間に合ってくれればよいのですが、

今回の交換部品はこの3点でした。

 

一旦、故障コードをすべて消して、O2センサーを活性して
再度、テスターで読み取って。何も入っていません。
これで、お乗りになってみてください。

こうやって故障コードが出てくれると楽ですが、出ないときは??です。

故障コードの読み方もこの辺の年式は変わりますね。

このような症状とか異音撮りとかの場合は、お見積りが
出せないのが難儀です。故障の症状へ到達するまで時間も
かかります。お見積りはできないかとご了承下さい。

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