青なのか白なのか?どっちやねん・・

トヨタ マーク II GX 81のダンパーとスプリング交換のご依頼です。

かなり前から車高も狂ってきてショックもへたってきてというところで、
今回ダンパーとスプリング共に交換しようということになりました

前から装着されていたダンパーは KYB の New SR 、スプリングはエスペリア。
今回はダンパーは銘柄を変更せずスプリングだけ他のスプリングメーカーさんの物を持ち込んでもらいました
持込交換で1番厄介なのが、必要な部品がそろっていないことです。
今回は必要な純正部品もちゃんと揃えていただき助かります。純正部品もまだ少しはあるようですね。

 

スプリングの巻き方は各メーカーさんそれぞれ独自に巻いているようで線間も違うし自由長も違う、
そこはそれぞれメーカーさんによって考え方が違うでしょうから。
今回は白色のスプリングを組むことにしました。
何か問題があるとかというと多少ありましたが、そこはなんとかクリアしてアライメントも調整して引き渡しましたが、
この後オーナーさんから不満が出てきてしまいました

 

白色のスプリングのメーカーさんは車高を下げるために線を細くしながら線間密着を3巻ぐらいしています。
そのため少し音の出る原因として出てきてしまい、前後の車高もかなり変わってしまっています。
ダンパーがなじんで来れば変わるかと思いますが、不満を抱えて乗られるのも嫌でしょうから、再度交換します。

その後オーナーさんからもう一度青いスプリングを持ってきて頂きスプリングだけ青に戻し、

音もなく前後の車高の高さもオーナーさん好みの高さになりました。
こんなこともありますからメーカーさんによってはだいぶ考え方が違うんだなと。
オーナーさんもこれで納得していただいたとは思いますが、

なにぶん古い車なのでゴムの部分はやれてきたりハブにガタがあったりと、

ただ部品がないものですからそこはどのようにするからこれからの課題なんでしょうね。

落ちが一つありまして音の問題で、どうも下側からチリチリとかカラカラとかの音が聞こえます。
オーナさんも気になっていて、少しだけ部品を届けてくれていたので助かりました。
音のするところはマフラーのフロントパイプあたりと触媒あたりです。
確認ハンマーで少し叩いてみると、フロントパイプの内側と触媒の遮熱版の中から聞こえてきます。

フロントパイプを外しても遮熱版も外さなければいけないので、まずは車上でそれぞれの遮熱版を外してみたところ、
フロントパイプのウール材が固まってこれが振動で音として発生していました。
触媒からの音は、何と??ボルト1本はまっていました。それぞれ取り除いてみたら音は消えました。
なんでボルトがと思いますね。ダートラでも参加したのでしょうか???

とっても綺麗な車体で手入れもされています。大事に乗ってください 。

ではこれにて御免。

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