昭和の名車はまだまだ走る

今巷で流行っている「スズキジムニー」ではなく昭和の2代目第2期タイプ「ジムニー」です。

車検でお預かりしていますが、元気に走ってくれているようで何よりです。
年輪は昭和61年その4年後には昭和から平成にと目まぐるしく時代が変わった時期でしたね。
あれから32年?ですか。私も年取ったわけです。

ボディも錆が多くなってきていますが、内燃機は以前に少し再生していますので、元気に走ります。
ただ、ジムニー愛好家の皆さんは大体オーバーフェンダーに幅広タイヤ!
今回の車検でオーバーフェンダーで構造変更をして通そうとのご依頼で、THEチャレンジ!
ですが、惨敗しました。
結論から言って、このお車の車幅は139cm、軽枠幅では残り1cmしかなかったのです。
でも、年式によって少しずつ車幅が違っていて、よおわからない。
片側5mmでは、巷で売っているオーバーフェンダーは通りません。と言うことは○○改造○ですか。
って、言うことで、オーバーフェンダーを外して普通のタイヤに戻してと

ここからが落ち・・・が

ライトの調整ができなくなっています。前回は動いていたのですが、やはり錆には勝てません。

調整用のスクリュウボルトは6本中5本は外せましたが、1本が外せないしボディ側のナットも×
もうもげてもナットを作るかと、もげました。
ボディ側のナットはエビナットを使って鉄板に取付、溶接はできないので強力な接着剤で固定してひと段落
さて、組立用かとスプリングを6本確認中。

 
3本あるうちの左側のスプリングがヘタったもの、真ん中が新品(まだ部品ありました)右側がつぶれたスプリング
何とも怪しさ満点のです。
コパスリを塗って組み立てて、いざ車検!

 

排ガスも無事にとおり何事もなかったように帰ってきました。

まだしっかりと走ってくれていますので、大事に乗ってくださいな。

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