シルビアが~

久しぶりに動かしたシルビア一応どんな調子かを確認をと入庫。

 

まずはコンディションチェックをしてみましょう。
エンジンコンプレッションは良好のようですが、バッテリーが弱いので少々低く出ています。
プラグはまあまあの状態で、ご自分でいじるのが好きなオーナーのことなので、後ほど交換をしてもらいましょう。
ハブがたは前後ともありませんし、そこそこ良いような状態です。しかし、リブベルトは限界に近くゴム類は限界
それにエンジンは少し乱れた振動があって??、タコメーターもびょんびょんと動いています。
どれが本当なのかな。と言うことで、作業を進めていきます。

まずは水系から始めます。ラジエターキャップは完全にリリーフしていてこれは交換。クーラントはPPCレーシングクーラントに交換。
ラジエターのアッパー&ロアホースも交換です。で、一緒にリブベルトも交換するので、少し楽なのでホースを取り外したあとにベルト交換をしてこの部位はエアー抜きが完全に終わったら終わり。
さて、その後です。
エンジンのアイドリングの乱れですが、タコメーターとは一致していないので、メーターは別に考えてと。
ブレーキブースターへ行っているホースに亀裂が入っています。

 

この部品はもう廃盤なので、持っている汎用チェックバルブを新しいホースの中に入れて曲がりも無理がかからないように組んで、
エアーフロメーターを洗浄して?何でこんなところにホーンが?ホーンの位置をほかに迷惑にならない箇所に移動しておいて
洗浄して、エアークリーナもキノコタイプなので綺麗に洗って、取り付けておいてAACバルブを外して(シルビア系のアイドリングの乱れはここが結構汚れているので要確認)やっぱり汚れています。キレイ綺麗に洗浄して組んでいきます。

 

再始動してみるとアイドリングは安定していますが、タコメーターは相変わらずびょんびょんと動いています。
メーターAssyを取り外して、タコメータだけを分解ですが、ここ気を付けないと針が~と針の位置が~です。
問題のタコメーターの基盤です。

 

ハンダ上げされている箇所を虫眼鏡で見てみると隙間があるように見えます。
まずは、ICチップ以外をハンダ上げし直して、組んでみましたが変化は無く、やっぱりICチップにハンダの隙間かと・・
全部で40穴ほどハンダ上げして綺麗な動きになりました。原因はスルホールピンと言うことで、
年寄にはやっぱりハズキルーペが必要なのでしょうね。
各ケミカルも交換して終了となりました。

大切に乗ってくださいね!

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