都市ではなく森を訪れると、人間のナチュラルキラー活性と抗がんタンパク質の発現が増加します

こんな記事を読んでいました。

我々は以前、森林浴旅行がリンパ球のヒトNK活性、NK細胞数、細胞内抗がんタンパク質を増加させることを報告した。本研究では,NK活動の増加がどのくらい持続するかを調査し,森林浴旅行がNK活動に及ぼす影響を森林のない都市部への旅行と比較した。35〜56歳の12人の健康な男性被験者がインフォームドコンセントで選択されました。被験者は、林地と都市への3日間/2泊の旅行を経験し、両方の旅行の活動レベルが一致しました。1日目、被験者は午後に森林地帯を2時間歩きました。そして2日目には、午前と午後にそれぞれ2つの異なる森林地帯を2時間歩きました。そして3日目に、被験者は旅行を終え、血液サンプルを採取し、質問票に記入した後、東京に戻りました。旅行中2日目と3日目、旅行後7日目と30日目に血液と尿をサンプリングし、血液サンプル中のNK活性、NK細胞数、T細胞数、グラニュライシン、パーフォリン、グランザイムA/B発現リンパ球、尿中のアドレナリン濃度を測定した。同様の測定は、コントロールとして通常の営業日の旅行前に行われました。森林および都市の空気中のフィトンチッド濃度を測定した。森林浴旅行は、NK活性とNK、パーフォリン、グラニュライシン、およびグランザイムA/B発現細胞の数を有意に増加させ、尿中のアドレナリン濃度を有意に減少させた。増加したNK活動は、旅行後7日以上続いた。対照的に、都市観光訪問は、NK活性、NK細胞数、または選択された細胞内抗癌タンパク質の発現を増加させず、尿中のアドレナリン濃度を低下させなかった。α-ピネンやβ-ピネンなどのフィトンチッドは森林の空気中に検出されましたが、都市の空気ではほとんど検出されませんでした。これらの結果は、森林浴旅行がNK活性、NK細胞数、および細胞内抗がんタンパク質のレベルを増加させ、この効果が旅行後少なくとも7日間持続することを示しています。樹木から放出されるフィトンチッドとストレスホルモンの減少は、NK活性の増加に部分的に寄与する可能性があります。

都市ではなく森林を訪れると、ヒトのナチュラルキラー活性と抗がんタンパク質の発現が増加する - 李Q,森本,小林,稲垣,勝俣,平田,平田,鈴木,李泰司,若山,川田,朴浩弘,大平,松井直樹,香川孝之,宮崎泰司,クレンスキー,2008 (sagepub.com)

今度、山にでも行ってみましょうか、でも登りませんよ！ではこれにて御免。

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